いちじくのボックスについて…|ハコバナこばなし
こんにちは。チームハコバナのみややんです。
立秋を過ぎたとはいえまだまだ厳しい暑さが続いていますね。
それでも食べ物をより美味しく感じる秋の季節が近づいていることにワクワクします。
今回はそんな夏~秋の食べ物「無花果(いちじく)」をテーマに制作したデザインボックスのお話です。
2024.09.05
制作事例No.102|焼き菓子BOX~秋、いちじく~より
「特別な時間を贈る季節のスイーツボックス」の一つ、「焼き菓子BOX~秋、いちじく~」。
(四季でそれぞれ4種類のボックスを作成しています)
いちじくは、果実そのままではあまり日持ちをしないこともあり、ジャムや焼き菓子、乾燥いちじくといった加工品として商品化されることも多くある食品です。
甘みがありつつさっぱりとした後味で、とろっとした実にツブツブとした食感を好む方も多いでしょう。
しかしこのいちじくをテーマとしてデザインを考えるにあたり、悩ましいことが…
いちじくBOX考案ラフ
いちじくの写真
いちじく自体のイラスト化が難しい。
もしかすると果実のフォルムと色味をパッと出てこない方もいるのではないでしょうか?
形状のシルエットをなぞると玉ねぎのようにも見え、また断面図は粒の多さと深い赤紫の柔らかい部分が、なかなかおしゃれに表現しづらいビジュアルです。
それでも…と、いちじくならではのパッケージにするため考案したデザインがこちら。
水分量が多くとろっとした柔らかさを持つ実を、鮮やかな水彩風のテクスチャで表現しました。
1色刷りだと出ない複数色の滲み・濃淡を出せるのも、フルカラー印刷ができるデザインボックスの特徴です!
フタの側面にはいちじくの葉っぱを白抜きで配置し、テンポを感じる装飾にしています。
※丸100、丸130サイズのオリジナルデザインボックスについて…デフォルトの印刷範囲は「フタ天面」のみですが、このボックスのようにフタ側面印刷も可能です。お見積りいたします。
また身のボックス(蓋に合わさる下側の丸箱)の色は秋を感じる温かなオレンジがベースの色と、いちじくのカラー紫と相性の良いえんじ色を採用しました。
シンプルにロゴを配置するもよし、印刷面全面をキャンバスのように自由に描画するもよし。
作り手の思考が数多であればできるデザインも多種多様なので、構成する私たちデザイナー自身も楽しんでいます☺️
他の季節のパッケージはこちら↓
それではまた次回のブログもお楽しみに!